M2チップ搭載のMacBook、メモリ16GB。普通に使う分には全く問題ないスペックだと思う。
でも、Claude CodeとAntigravityを同時に立ち上げると、メモリ不足で動かなくなる。これが地味にストレスだった。
高いマシンを買うべきか? それとも別の解決策があるのか? 悩んだ末にたどり着いた答えが、GitHub Codespacesだった。
M2 Mac 16GBの限界を感じた瞬間
M2シリコンは速い。普通の開発作業なら、サクサク動く。ブラウザを開いて、VSCodeを開いて、ターミナルでサーバーを立てて——これくらいなら余裕だ。
問題は、AIツールを複数同時に使いたいときだった。
Claude Codeを動かしながら、別のAIツールも立ち上げる。すると、メモリの使用量がみるみる上がっていく。16GBなんてあっという間に使い切る。
スワップが発生して、動作がカクカクになる。最悪、フリーズする。「せっかくの作業が……」と何度思ったことか。
高いマシンを買うべきか? という悩み
最初に考えたのは、メモリ32GBつ64GBのマシンを買い直すことだった。
でも、Macのメモリ増設は購入時にしか選べない。32GBモデルだと、かなりの出費になる。64GBなんて、個人開発者の財布には厳しすぎる。
しかも、仮に今64GBのマシンを買ったとして、1年後には「やっぱり足りない」となる可能性が高い。AIツールは日々進化していて、必要なリソースもどんどん増えていく。
ハードウェアへの投資は、追いかけっこになりやすい。買った瞬間が最高スペックで、そこからは下り坂。
GitHub Codespacesという選択肢
そんなとき見つけたのが、GitHub Codespacesだった。
簡単に言うと、クラウド上に開発環境を作ってくれるサービス。ブラウザからでも、ローカルのVSCodeからでもアクセスできる。
何がいいかって、マシンのスペックをクラウド側で選べること。4コア16GBが足りなければ、8コア32GBに変更できる。必要に応じてスケールアップ・ダウンが自由自在。
ローカルのMacには負荷がほとんどかからない。Macはただの「画面」になる。重い処理は全部クラウド側でやってくれる。
月5000円以内で快適な開発環境
気になるのはコストだと思う。
自分の使い方だと、月5000円以内に収まっている。高いマシンを買い直すことを考えたら、圧倒的にコスパがいい。
30万円のMacを買って3年使うとすると、月あたり約8300円。しかもスペックは買った時点で固定。Codespacesなら月5000円で、いつでもスペックを変えられる。
経済的な観点からも、クラウド開発環境のほうが合理的だと思った。
使ってみて感じたメリット
実際に数ヶ月使ってみて、メリットは想像以上だった。
マシンの負担が激減。ファンが回らない。バッテリーが持つ。Macが熱くならない。これだけでもストレスが大幅に減った。
どこからでもアクセスできる。カフェでも、出先でも、同じ開発環境にアクセスできる。「あのファイル、家のPCにしかない」ということがなくなった。
環境構築が楽。devcontainerの設定を作っておけば、新しいCodespaceを立ち上げるだけで、すぐに開発を始められる。「環境構築に半日かかった」という悲劇がなくなった。
デメリットは? 正直、今のところ感じない
デメリットを聞かれることが多いんだけど、正直、今のところほとんど感じていない。
ネットワーク遅延が心配だったけど、実際にはほぼ気にならない。コードの補完もサクサク動くし、ターミナルの反応も良い。
強いて言えば、ネット環境がない場所では使えないこと。でも、今の時代、ネットがない場所で開発することがどれだけあるだろうか。
あと、クラウドサービスに依存するリスクはある。でもGitHubがいきなりサービスを止めることは、まず考えにくい。
これからの開発環境——すべてはクラウドへ
個人的には、これからの開発環境はどんどんクラウドに移行していくと思っている。
ローカルのマシンは超軽い作業——ブラウジング、メール、ちょっとしたメモ——ができれば十分。重い処理はすべてクラウド上で動かす。
そうなると、高価なマシンを買う必要がなくなる。安いChromebookやタブレットでも、クラウド上ではハイスペックな環境で開発できる。
開発環境の選び方も、ある意味「自動化」の一つだと思う。環境のセットアップを自動化し、スペックの調整もクラウドに任せる。人間は「何を作るか」に集中すればいい。
M2 Mac 16GBの限界にぶつかったことで、結果的により良い開発スタイルに出会えた。制約は、新しい解決策を見つけるきっかけになる。
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